スワップ金利

スワップ金利とは、売る通貨と買う通貨の政策金利の差が金利として得られることです。

外国為替証拠金取引(FX)では、このスワップ金利が得られることが特長の一つです。

取引業者にもよりスワップ金利の大きさは若干異なりますが、基本的には売る通貨と買う通貨の政策金利の差です。

ニュージーランドは、2005年11月現在政策金利は、7%と今の日本では考えられないような高金利です。

一方、日本の政策金利はご存じのとおり、0%です。

というわけで、円を売ってニュージーランドドルを購入すると、その金利差がスワップ金利としてつきます。

例えば、ニュージーランドドルが1ドル80円として、1万ドル＝80万円を買ったとします。

すると、80万円×7%＝5万6千円が1年間の金利となります。

日本では金利が0.数%と言ったのが現状ですから、いかに高金利なのかが分かります。

年利7%ですと、例え為替差損が50%（1ドル80円で購入したものが、1ドル40円）となったとしても、およそ7年間で損が無くなってしまうのです。

このように、非常に高金利ですので為替差益をタイミング見ながら狙いつつ、スワップ金利も得られることは、外国為替証拠金取引(FX)の大きなメリットです。

通常の外貨預金や、外貨定期預金では金利は1ヶ月や、3ヶ月、6ヶ月、と言った単位でつきますが、外国為替証拠金取引(FX)では1日ごとに金利が得られます。

2005年11月現在では、ニュージーランドドルですと1万ドル当たり1日155円ものスワップ金利が得られます。